わたしは、2016年8月末にフリートライアルを経て本格的にFF14をプレイし始めました。
その頃のフリートライアルは14日間という期限が設けてあったのですが、14日間はかなり短く、メインストーリーの序盤くらいしか遊べなかったのを覚えています。
FF14のシステムはレベルをあげながら進行する必要があるため、レベルが足りないと次のコンテンツを遊べなかったりするので、そこで詰まってしまったんですよね。
だから、わたしは早々に製品版に移行したんですが、現在のフリートライアルは期間が無制限になっているうえに、紅蓮のリベレーターという3つ目の拡張パッケージまで遊べるっていう太っ腹な仕様に変わりました。
紅蓮のリベレーターは6本出ているパッケージのうちの3本目にあたるため、ストーリーの半分を無料で遊べる状態なんです。
課金プレイヤーからすると、かなりうらやましく感じるものですね。
とはいえ、わたしもそうだったのですが、FFは好きだけどマルチとか苦手だからオンラインゲームはちょっとなあって思う方もいらっしゃるかもしれません。
実は、FF14にはNPCを連れていける「コンテンツサポーター」というソロプレイシステムが実装されていて、ソロでもメインストーリーを遊ぶことが可能になりました。
全部のコンテンツをソロで遊ぶことはできないのですが、メインストーリーで必ず行くことになる4人用ダンジョンは自分以外はNPCを連れてソロで行くことが可能です。
この記事では、フリートライアルでできること・できないことをまとめています。
フリートライアルで一番注意が必要なのは、一度製品版にするとフリートライアルには戻れないということ。
ですので、失敗しないためにも、これからFF14を始めてみたい方に、この記事が参考になれば幸いです。
FF14のフリートライアルとパッケージ
フリートライアルで紅蓮まで(しかも期間無制限!)遊べるようになったこともあって、少し詳しく説明したいのでFF14のパッケージ発売歴をご紹介します。
パッケージは、以下のようになっています。
フリートライアル | 製品版 |
---|---|
新生エオルゼア 蒼天のイシュガルド 紅蓮のリベレーター | 新生エオルゼア 蒼天のイシュガルド 紅蓮のリベレーター 漆黒のヴィランズ 暁月のフィナーレ |
このように、紅蓮のリベレーターは3本目の拡張パッケージとなっていて、これ以降の漆黒と暁月の2つは製品版でのみプレイ可能です。
参考までに、FF14の漆黒のヴィランズと、パッチ6.5のトレーラーを貼っておきます。
PC版フリートライアルは以下のリンクからどうぞ。
ファイナルファンタジーXIV フリートライアル [ダウンロード]
プレイステーション用のフリートライアルは、PSストアからダウンロードできます。
また、2021年4月13日以降、プレイステーション5版用のフリートライアルもダウンロード可能になっています。
すぐに製品版で始めたい方は、新生編から最新拡張暁月のフィナーレまでが入ったコンプリートパックを購入しましょう!
FF14の始め方は、以下の記事にまとめています。
現在、2023年10月11日(水)から10月25日(水)まで、全パッチが入った「ファイナルファンタジーXIV コンプリートパック」が50%オフのセール価格になっています。
通常価格:6,380円→3,190円(コレクターズエディション:7,140円(全て税込))
フリートライアルでできること
全ワールドで8キャラクターまで作成可能
27ジョブをレベル70まで上げられる(製作・採集ジョブ含む)
レベル70までのクエストがすべて遊べる
メインストーリーを紅蓮のリベレーター(パッチ4.55)完了まで進められる
パーティーを組んでダンジョンに行ける
シーズナルイベント
死者の宮殿・アメノミハシラ(通称ディープダンジョン)
禁断の地エウレカ(最大144人が入れる大規模コンテンツ)
ゴールドソーサー
フレンド登録
リンクシェル(LS)への加入
ハウスメイトの登録
まとめると以上のようなことまでが、フリートライアルでできる内容になります!
8キャラクターまで作成可能
キャラクターが8つまで作れます。
(1ワールドに1キャラクター。)
FF14には、キャラクターとして作成できる種族が8種族16部族ほどあります。
さらに、男女も分かれています。
種族 | 部族 |
---|---|
ヒューラン族 | ミッドランダー ハイランダー |
ミコッテ族 | サンシーカー ムーンキーパー |
エレゼン族 | フォレスター シェーダー |
ルガディン族 | ゼーヴォルフ ローエンガルデ |
ララフェル族 | プレーンフォーク デューンフォーク |
アウラ族 | レン ゼラ |
ヴィエラ族 | ラヴァ ヴィナ |
ロスガル族(♂のみ) | ヘリオン ロスト |
顔や髪型もバリエーションがあるので、組み合わせると膨大な数の外見になりますね。
8キャラクターまで作れると、いろいろ試せてうれしいかもしれません。
ただし、フリートライアルで作成できるのは6種族。
ヴィエラ族とロスガル族は、コンプリートパッケージを購入後に使えるようになります。
ワンポイント裏技
暁月編PC版のベンチマークをインストールすると、全種族のキャラメイクを体験することができます。
こちらから:ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ ベンチマーク
女性キャラメイクの記事はこちら。
【FF14】かわいいキャラで遊びたい!実際にキャラメイクしたものを種族別に公開!
【FF14】アウラの美人キャラはどれ?キャラメイクの幅が広いアウラをツノ別8種作ってみた
紅蓮のリベレーターまでのジョブをプレイできる!
FF14では、大型の拡張が出るごとに新しいジョブが追加されてきて、バトルジョブだけで20ジョブあります。
製作・採集するジョブは11ジョブあるので、合計31ジョブになります。
ただし、拡張パックを持っていることが前提になる以下のジョブは、フリートライアルで遊ぶことはできません。
漆黒のヴィランズ
・ガンブレイカー
・踊り子
暁月のフィナーレ
・リーパー
・賢者
Lv70まで遊べるものはすべて遊べる!
先にも述べましたが、ストーリーのクエストやダンジョンにはレベルが関係していきます。
FF14の場合、フィールドは自由にソロで行動できますが、ダンジョンは4人もしくは8人のパーティを組んで突入する場所になっています。
(8人×3PT、合計24人でいくダンジョンなどもあります。)
これらダンジョンにもレベルが設定してあり、ダンジョン・クエストともに、レベル70までのものを体験できるようになっています。
FF14でパーティープレイをするときは、コンテンツファインダーという自動マッチング機能やコンテンツサポーターというNPCとプレイできる機能があるので、それらを利用することで進行できるようになります。
コンテンツファインダーは自動マッチングなので、自分でフレンドに声をかけて集めたりする必要がありません。
好きなときに申請し、マッチング後に突入できるようになります。
ただし、できないことにも書きますが、他のプレイヤーやフレンドを「自分(フリトラ側)から誘って」パーティーを組むことができません。
なので、フリートライアルでダンジョンを進行する場合は、以下の3つの方法のいずれかで突入することになります。
- コンテンツファインダー(自動マッチング)
- コンテンツサポーター(NPC同行システム)
- 製品版のプレイヤーから誘ってもらってPTを組む
メインストーリー以外のコンテンツ
通常ダンジョンやメインストーリーとは別に、「ディープダンジョン」や「大規模コンテンツ」と呼ばれる場所があります。
ディープダンジョンは突入するたびにダンジョンの形状が変わるタイプのコンテンツで、フリートライアルでは「死者の宮殿」と「アメノミハシラ」が遊べます。
経験値がたくさん入るため、レベリング(レベル上げ)にも、利用されています。
大規模コンテンツは最大144人がひとつのフィールドに集合して、モブを倒したり、レアアイテムを取得したり、武器の製作等ができるコンテンツで、紅蓮編には「禁断の地 エウレカ」というものが実装されています。
これらディープダンジョンや大規模コンテンツはメインクエストとは関わりがないものの、フリートライアルでも遊ぶことが可能です。
ちなみに、FF14には季節ごとに実装される「シーズナルイベント」という特別なイベントがあるのですが、シーズナルはフリートライアルでもすべて遊ぶことが可能です。
その他、紅蓮編までにどんなコンテンツが実装されているのか、詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてみてください。
ゴールドソーサーは無制限で遊べる!
ゴールドソーサーとは、FF14内にあるアミューズメント(カジノ的な感じも)施設です。
ジョブ、レベル帯関係なく遊ぶことができます。
MGPという通貨を使って遊ぶため、ギルも関係なし!
フリートライアルでは、ゴールドソーサー内のイベントは、制限なく遊べます。
パッチ4.5から、麻雀とシューティングゲームが追加されました。
フレンド登録
フレンド登録も可能です。
しかし、誘ってもらわない限り、フリートライアル利用者側からフレンドに誘うことはできません。
また、フリートライアル同士の場合は、フレンド登録自体ができない仕様になっています。
リンクシェル(LS)への加入
リンクシェルとは、気のあった仲間同士だけで話せるチャット機能のことを指します。
FF14の世界にはさまざまなリンクシェルグループがあります。
雑談LS、特殊F.A.T.E用LS、身内同士のLS、同じ種族同士のLSなどさまざまです。
フレンドができた場合、LSを作ってもらうのも良いかもしれませんね。
ハウスメイトの登録
FF14では、個人ハウスを持つことができます。
一戸建てタイプのものと、マンションタイプになっているアパルトメントがあります。
フリートライアルでは個人ハウスや土地の購入はできません。
しかし、ハウス機能のなかに、調度品や家具などの配置を考えたりする機能をフレンドにも追加できる「ハウスメイト機能」というものがあります。
通常はシェアハウスと呼ばれており、所有者がフレンドに対して「シェアリング機能」を使うことで所有者と同じようにハウスに行き来できるようになるものです。
フリートライアルでも、個人ハウスを所有しているフレンドからハウスメイト登録をしてもらえば、許可のある範囲でインテリアを触ったり、ハウス機能を使えるようになります。
フリートライアルでできないこと
できることが結構多いFF14のフリートライアルですが、できないこともあります。
レベル70以降のクエスト、ダンジョン等
他プレイヤーとのTell(個別チャット)
パーティーにフリトラ側から誘うこと
パーティ募集機能
フリーカンパニー(FC)の主催・参加
リンクシェルの主催
リテイナーの雇用
所持ギルの上限は30万ギル(それ以上は増えない)
マーケットボードの利用
ロドストの書き込み(閲覧は可能)
PvPコンテンツ/絶シリーズ
Lv70以降のコンテンツは遊べない
Lv70以降は漆黒のヴィランズに移行していくため、紅蓮編のメインストーリー完了後は、それ以上進めることはできません。
暁月のフィナーレでLv90までレベルキャップが開放されていますが、フリートライアルの場合は、Lv70が上限となっています。
Lv70になったらフリートライアル自体使えないのかというとそんなことはなく、製品版に移行するまで遊ぶことが可能なので、移行しないのであればずっと無料で遊ぶことができます。
Tell機能が使えない
Tell(テル)機能とは、個人同士で話せるチャット欄のこと。
これが、フリートライアルの場合、使えなくなっています。
ただし、チャットはその他にも、できることで紹介した「リンクシェル(LS)」もあります。
また、Say、パーティーチャット機能(party)がありますが、フリートライアルで使うなら、Sayか、パーティーを組んだときに使えるチャットがメインになります。
Say機能は、近くにいる関係ないプレイヤーのチャット欄にも表示される仕様になっています。
もし、だれかと話したいのであれば、Sayで話しかけ、パーティを組んでもらった状態で、PTチャットを使って話すのがオススメです。
パーティー・フリーカンパニー・リンクシェルに関する制限
先にも書きましたが、パーティーに誘うことはできません。
また、パーティー募集をする板があるのですが、そこに募集を載せることもできません。
フリートライアルの場合は、すべて受け身になるということですね。
もう1つ、FF14にはフリーカンパニー(FC)という、いわゆるギルドを組織することができます。
FCでハウスをもてたり、カンパニークレジットというものを貯めて、経験値バフやテレポ割引を受けられたり、カンパニーチェストを使ってアイテムのシェアができたりします。
ただ、残念ながら、フリートライアルの場合、フリーカンパニーの主催も所属もできない仕様になっています。
リンクシェルは、先にも書いたように、加入はできますが主催はできません。
リテイナーの雇用ができない!?
リテイナーとは、倉庫番のような存在です。
じぶんのキャラクターがもてなくなった荷物を、リテイナーに預けることができます。
もちろん、アイテムだけではなく、ギルもですね。
ですが、フリートライアルではこのリテイナー機能を使えません。
ギルの上限は30万ギル
フリートライアル利用者が持てるギル(FFの世界の通貨)は、30万ギルが上限となっています。
マーケットボードの利用
FF14では、アイテムを出品し、マーケットボードで他プレイヤーに売りに出すことができます。
通称マケボと呼ばれるこの機能は、リテイナーを経由して出品するため、リテイナー自体が利用できないフリートライアルでは利用できません。
ロドストの書き込み
ロードストーンと呼ばれるコミュニティサイトがあります。
公式からのニュースやお知らせだけではなく、キャラクターごとにページが生成され、ステータスやアチーブメントなどを確認できたり、日記(ブログ)を書けたりといったFF14プレイヤーのための公式サイトです。
フリートライアルではロードストーンの機能が制限されており、閲覧のみ可能になっています。
PvPコンテンツ/絶シリーズは遊べない
FF14にはプレイヤー対プレイヤーのPvPコンテンツが複数実装されています。
- 24人対24人対24人の三つ巴戦「フロントライン」
- 24人対24人とロボを使役する「ライバルウィングス」
- 5人対5人の少人数戦「クリスタルコンフリクト」
残念ながら、フリートライアルではこの3つのPvPコンテンツを遊ぶことはできません。
FF14には極・零式・絶と3つの高難易度コンテンツが実装されています。
紅蓮編には絶バハムート討滅戦という絶コンテンツがありますが、絶シリーズはフリートライアル対象外となっています。
フリートライアルを全力で楽しもう!
フリートライアルの期間が無制限になったのは、メリットがとても大きいですね!
FF14はメインシナリオで行くことになるダンジョンはNPCと進行できるため、ストーリーを純粋に楽しんでみたいという、普段はコンシューマーゲームをプレイしている方にもおすすめです。
メインシナリオでは8人、一部の24人コンテンツが必須で、こちらは他プレイヤーとのパーティープレイとなります。
「ソロだと物足りない。みんなと難しいコンテンツを遊びたい!」という方には「8人・24人用レイドダンジョン」、「極」、「零式」、「絶」といった高難易度レイドも実装されていますので、そちらで遊ぶと満足できると思います。
もちろん、フリートライアルもパッチ4.xまでの高難易度コンテンツがプレイできますよ!
仲間とも遊べるし、ソロでも遊べる。
それが、FF14です。
フリートライアルの無制限をしっかり利用して、エオルゼアの世界を楽しんでしまいましょう♪
2021年11月23日発売予定のパッチ6.0暁月フィナーレからダウンロード版のみの販売になりました。
ですので、これから始めるならダウンロード版の「コンプリートパック」を購入するといいですよ!
PC版はこちら(スクエニe-Store)
Win版/ファイナルファンタジーXIV コンプリートパック[新生エオルゼア~暁月のフィナーレ]
Mac版/ファイナルファンタジーXIV コンプリートパック[新生エオルゼア~暁月のフィナーレ]
Win版はAmazonでも購入できます。
PS4およびPS5の場合も、暁月のフィナーレからダウンロード販売のみに変わります。