わたし自身、2016年にFINAL FANTASY XIV(以下FF14)のプレイを開始し、現在(2024年3月)に至ります。
最近ではFF14を配信するストリーマーの増加やストーリーの良さが話題になり、一層賑わっているMMORPGになってきました。
サービス開始から10年経過しているにも関わらず、データセンターやプレイサーバーの増設が行われているほど。
さらに2024年7月2日には「黄金のレガシー」という大型拡張パッケージの実装することが決まりました。
まだまだ終わらないFF14。
いま興味を持っている方や、ちょっとだけでもやってみたいなぁと思っている方向けに、FF14の始め方と基礎知識を徹底的に解説していきます。
MMOが初めて、オンラインゲーム自体初めてという方向けの記事になっていますので参考にしてみてくださいね!
FF14の始め方
FF14はオンラインゲームなので、インターネット環境とプレイするためのハードウェアが必要です。
始めるときには、以下いずれかのものが必要になります。
ハードウェア | PlayStation4もしくは5 Windows(PC) Macintosh(PC) XBOX |
ソフト※ | スターターパック コンプリートパック 各種拡張パック |
アカウント | PSNアカウント(プレステの場合) スクウェアエニックスアカウント |
パッケージはいくつか種類があります。
少々わかりづらいため、のちほど詳しく解説します。
全てのハードウェアでクロスプレイが可能
FF14は、どのハードウェアともクロスプレイが可能になっているゲームです。
たとえば、友人AがPC、自分自身がプレイステーション(以下プレステ)だとしてもゲームの内容が変わることなく一緒に遊ぶことができます。
差があるとすれば、描画速度や解像度といったグラフィックとロード時間くらいです。
PC版はベンチマークで動作確認が可能
PCでプレイする場合、ゲームを動かすだけのスペックを求められます。
まずは公式で配布しているベンチマークをインストールして動かしてみてください。
Windows版、Mac版があります。
こちらがスムーズに動けば問題ないスペックです。
暁月版のベンチマークでは、FF14のキャラクターメイクを全種族試すことが可能になっています。
フリートライアルの場合は、アウラ族、ヴィエラ族、ロスガル族のキャラメイクができません。
現在、PS5も入手がしやすくなっていますので、初期費用を抑えて遊びたい場合はPS5でのプレイがおすすめです。
FF14のパッケージの選び方
FF14はすでにパッチが6つリリースされており、それぞれに以下のような名称になっています。
先にも述べた通り、パッチ7.0は2024年7月2日実装予定です。
2.x:新生エオルゼア
3.x:蒼天のイシュガルド
4.x:紅蓮のリベレーター
5.x:漆黒のヴィランズ
6.x:暁月のフィナーレ
7.x:黄金のレガシー
拡張パッチのことは少し横に置いておいて、FF14のパッケージとして販売されいてるのは以下の4つ。
スターターパック
コンプリートパック
拡張パッケージ「暁月のフィナーレ」
拡張パッケージ「黄金のレガシー」(予約販売中)
パッケージに詰め込まれている内容は以下のようになっていますが、最初からすべてを遊ぶには新生から暁月まで詰め込まれたコンプリートパックの購入が最適です。
パッチ | フリトラ | スターターパック | コンプリートパック | 最新パッケージ |
---|---|---|---|---|
新生 | ○ | ○ | ○ | ー |
蒼天 | ○ | ○ | ○ | ー |
紅蓮 | ○ | ○ | ○ | ー |
漆黒 | × | × | ○ | ー |
暁月 | × | × | ○ | ○ |
黄金 | × | × | × | ○ |
プレステの場合はプレイステーションストアから購入できます。
PS4/PS5版(移動先ページ下部にあります。)
FINAL FANTASY XIV PS4/PS5版
Win版はスクエニのオンラインストア「e-Store」、もしくはアマゾンでも購入可能です。
Mac版はe-Storesのみです。
PC版はこちら(スクエニe-Store)
現在はダウンロード版しか販売されておらず、買ったとしても返品できないため少々悩んでしまいますよね。
FF14は月額課金制になっているので、パッケージ代+月額料を払うのに躊躇してしまう気持ちもわかります。
そんな方におすすめなのが、フリートライアルです。
FF14のフリートライアルは、3番目の拡張パッケージ「紅蓮のリベレーター」まで無料で遊ぶことができます。
パッケージ代も月額料金もかかりませんし、しかも無期限で遊べます。
FF14を無料で遊ぶには
先にも述べた通り、FF14のフリートライアルはパッチ4.xの「紅蓮のリベレーター(Lv70)」まで無料で、かつ無期限で遊ぶことができます。
ですので、紅蓮編が終わるまではフリートライアルで遊ぶと月額料金も節約できてとってもお得です。
手持ちのPCやプレステでプレイしようと思っている場合、動作確認のためにまずはフリートライアルを入れることをおすすめします。
フリートライアルから製品版に移る場合、セーブデータはそのまま引き継げますので問題ありません。
ただ、フリートライアル版ではインゲーム機能に制限があり、マーケットボードが利用できない、コミュニティに所属できない、遊べないコンテンツがある等、複数の制限・制約もありますので上記で紹介した記事を参考にしてみてくださいね。
一度フリートライアルから製品版に移行するとフリートライアルには戻れないので、その点は注意が必要です。
FF14の料金プラン
ここからは、FF14の料金プランを詳しく紹介します。
FF14は月額課金制です。
また、X.0の大型拡張ではパッケージ代も発生します。
始めてプレイする場合、ダウンロード版を含めたパッケージには1ヶ月分の月額料金が含まれていますので、月額料金はダウンロードした翌月から発生します。
月額課金の料金体系は3種類。
コースや支払い方法はいつでも変更できます。
コース名 | 料金 | 支払い方法 | 作成キャラクター数 |
---|---|---|---|
エントリー | 税込1,408円 | クレジットカード Crysta | 1ワールドにつき1キャラ 全部で8キャラクターまで |
スタンダート30日 | 税込1,628円 | クレジットカード Crysta ゲームカード | 1ワールドにつき8キャラ 全ワールドで40キャラまで |
スタンダート90日 | 税込4,554円 | クレジットカード Crysta ゲームカード | 1ワールドにつき8キャラ 全ワールドで40キャラまで |
ゲームカードはコンビニで購入可能です。
Crystaはスクエニ用の専用Webマネーです。
プレステの場合、PlayStationPlusへの加入は不要なので、FF14以外の月額料金は掛かりません。
月額以外の課金部分は?ガチャ要素ってあるの?
FF14にも課金で購入できる以下のアイテム類があります。
レベリングブーストアイテム
メインストーリーコンプリートアイテム
おしゃれ用装備品
移動用アイテム(マウント)
ミニオン(連れて歩ける)
ハウジングアイテム
過去のシーズナルイベントのアイテム
見た目を変更するアイテム
装備品等を染色するアイテム
エモート
エターナルバンド用アイテム
その他、サーバー移転、キャラ名変更、倉庫用キャラクターのリテイナー枠を追加するときなどに課金が発生しますが、キャラ強化育成の課金ガチャのような要素はまったくありません。
上記で紹介した課金アイテムは、アカウント作成後に利用できる「FFXIVオンラインストア」で確認・購入できます。
スクウェアエニックスアカウントに登録する
ハードウェアとパッケージを購入したら、あとは手順に従って登録を済ませていきます。
手順はインストールしたあとに出る「ランチャー」に従って進めていきましょう。
あまり迷うことはありません。
進めていくなかで、スクウェアエニックスアカウントを登録することになります。
スクエニアカウントから、契約状況や登録内容などの確認ができるようになるため、パスワード等をしっかり控えておきましょう。
登録が済んだら、上記で紹介したFF14専用Webサイトのモグステーションが利用できるようになります。
フリートライアルでもスクエニアカウントは必要なので持ってない場合は新規で登録します。
すでにフリートライアルをプレイしている場合は、対象のプレイ権がついたダウンロードパッケージを購入し、送られてくるレジストレーションコードを入力します。
さて、次からはFF14を始める前に知っておきたいことのなかでも、システム面でちょっとわかりづらいところにポイントを絞って説明していきますね!
知っておくと、始めたあとに「知っといてよかったな!」と感じて頂けると思います。
FF14を開始する前に知っておきたいこと
ここからはFF14を購入後、開始する前に知っておくと便利なことを紹介していきます。
サーバーはどこで始めたらいいの?
ゲームを開始するときに、キャラクター作成時に選ぶことになるのがサーバーです。
日本から快適にプレイできるデータセンターは4つ。
サーバーは、32サーバーあります。
Mana | Gaia | Elemental | Meteo |
---|---|---|---|
Anima | Alexander | Aegis | Belias |
Asura | Bahamut | Atomos | Mandragora |
Chocobo | Durandal | Carbuncle | Ramuh |
Hades | Fenrir | Garuda | Shinryu |
Ixion | Ifrit | Gungnir | Unicorn |
Masamune | Ridill | Kujata | Valefor |
Pandaemonium | Tiamat | Tonberry | Yojimbo |
Titan | Ultima | Typhon | Zeromus |
データンセンターのなかに各サーバーが置かれており、データーセンターを選んだあと、サーバーを指定してキャラクターを作成することになります。
どのサーバーでも変わりなく遊べますが、レベリングが有利になる優遇サーバーが指定されている場合、そちらで開始すると特典などがあるので、優遇サーバーで開始するのがおすすめです。
優遇サーバーについては以下の記事をご確認ください。
こちらのページでワールド稼働状況を確認できます。
それとは逆に混雑ワールドも存在します。
混雑に指定されているサーバーは過密状態であるため、新しくキャラクターが作れません。
また、優遇ワールドも人が多い時間帯は新規キャラクター作成の制限がかかっている場合があります。
その場合はキャラクター制限がかかっていない時間帯で作成しましょう。(主に朝昼、深夜。)
Manaデータセンターは混雑してキャラ作成制限が多発しているので、個人的なおすすめはそこそこ人も多く、キャラも作りやすいGaiaデータセンターです。
DCテレポ・ワールド間テレポ
FF14には、データセンター間を移動できる「DCテレポ」と、同一データセンター内のサーバー間で移動できる「ワールド間テレポ」というものが実装されています。
これは、データセンターやサーバーを自由に行き来できるサービスです。
そのため、データセンターやワールド(サーバー)が違うフレンドがいたとしても、垣根を超えて遊ぶことができます。
ただし、あくまでもサーバー間での「テレポ」なので、自身が属しているホームワールドでしかできないこともあります。
以下の項目は、ホームワールドのみ可能です。
フリーカンパニー(通称FC/ギルドやクランにあたるもの)の所属
サーバー内のみ使えるチャット機能へのチャット
特殊な製作用素材の採取
カンパニーアクションの優遇や恩恵(テレポ割引等)
アイテム拡張機能である「リテイナー」の呼び出し
マーケットへの出品
クリスタルコンフリクトのランクマッチ
少し制限もありますが、マーケットでの購入もできるため、素材や装備など安いところを求めてマーケット巡りをすることもできます。
友人がいて一緒に遊びたい!でも優遇サーバーで始めたい!という場合は、いまはテレポを利用して自身がどのサーバーに所属していたとしても、一緒に遊ぶことができます。
FF14の対象年齢
FF14がプレイできる対象年齢は15歳以上。
加えて15〜18歳の未成年の場合、保護者がFF14の利用規約に同意することで利用可能になります。
月額課金などの支払い方法はクレジットカード以外にWebマネー等に対応しているため、基本的には誰でも利用できます。
プレステは1台しかないけど家族でプレイしたい!
プレステが1台しかない場合、PSNアカウントをそれぞれが作成し、それらのPSNアカウントにFF14をそれぞれ購入・ダウンロードすることでプレイが可能になります。
ちなみに、プレイステーションの場合、1つのPSNアカウントにつきインストールできるのは1つまで。
スクエニアカウントとPSNアカウントは紐付けされるため、プレステの本体が別でもPSNアカウントが同一なら同時に立ち上げることはできません。
PCとプレステ・XBOXどこからでもプレイできるようにすることは可能?
それぞれに拡張パッケージを購入、ダウンロードすることで可能になります。
スクエニアカウントにPC版とプレステ版のプレイ権を追加することで、どちらでも遊べるようになります。
ただし、PCとプレステを同一アカウントで同時に立ち上げることはできないため、PCでメインキャラ、プレステでサブキャラという状態で遊ぶことはできません。
さあ、FF14を始めよう!
- ハードウェアを準備する
- パッケージを購入してインストールする
- スクエニアカウント作る
- サーバーを決めて、キャラクターを作成する
ここまできたら、楽しいFF14の世界で思う存分遊ぶことができます。
FF14はバトルだけではなく、素材を集めるギャザラー、装備や家具など様々なものを製作できるクラフターもあります。
個人ハウスやFCハウスを購入してインテリアなどハウジングを楽しむ、ユーザーイベントに参加する、個人でカフェやバーを運営するといった、ゲーム攻略だけではない楽しみ方をしているプレイヤーも多く存在しています。
さらにはグループポーズという写真機能もとても優秀で、美しい風景やかわいいキャラクターをスクリーンショットにおさめて、ツイッターやインスタグラムで発表しているプレイヤーもいます。
ゲーム内でキャラクターの行動に制限などはなく、カメラワークもストレスのないものになっているため、まるで自身がそこで遊んでいるような感覚で動かすことができます。
多くのプレイヤーがいるからこそ、賑わっているFF14。
「今」だから楽しめることがたくさんあるんだろうなって思っています。
いろんな楽しみができるFF14の世界で、待っていますね♪
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