こんにちは!真凜(@auranosippo)です。
最新の拡張であるパッチ7.0「FINAL FANTASY XIV:黄金のレガシー」が2024年7月4日(アーリー6月28日)に発売されます。
サービス開始から13年が経った現在、拡張に伴いグラフィックアップデートが実施されるため、パソコンの要求スペックが上がることが決定しました。
まずは黄金のレガシーに必要となるスペックを紹介します。
黄金のレガシーのスペック
黄金のレガシー発表時に、公式からスペックの詳細がアナウンスされました。
主だった動作環境は以下の構成です。
必要スペック | 推奨スペック | |
---|---|---|
OS | Windows10 64 bit Windows11 64 bit | Windows10 64 bit Windows11 64 bit |
CPU | Intel Core i7 7700 以上 | Intel Core i7-9700 以上 |
メモリ | 8GB以上 | 16GB以上 |
容量 | 140GB以上 | 140GB以上 |
グラボ | NVIDIA GeForce GTX970以上 AMD Radeon RX 480 以上 | NVIDIA GeForce RTX 2060以上 AMD Radeon RX 5400XT 以上 |
解像度 | 1280×720 | 1920×1080 |
さらに、2024年4月13日に放送された14時間生放送のPLLでは、内部の処理についても説明がありました。
それによると、高い負荷がかかるとき、グラフィックの解像度を保ったままフレームレート(ぬるぬる感)をさげずに処理を軽減する技術に対応したとのことです。
「FFXIV: 黄金のレガシー」でAMD FSR 1.0とNVIDIA DLSS 2.0に対応
ゲーミングPCを初めて買うときはわかりづらいですが、中心になるものは「メモリ」と「グラフィックボード」です。
とくにグラボの影響は大きく、グラボが良ければ性能やゲーム体験も上がるのですが、それに伴って値段も高くなります。
2024年3月で最新のものは「RTX4090」ですが、めちゃくちゃ高いです。
しっかり組まれたものは60万円近い金額に。
FF14にRTX4090はオーバースペックすぎるので、ここまでくるとプロ用ですね。
これを持ってる方は自慢して良いと思います!
黄金のレガシー:ベンチマーク
ベンチマークがダウンロードできるようになりました!
FINAL FANTASY XIV 黄金のレガシーベンチマーク
黄金のレガシーのベンチマークを回して得た結論
ここは買い替えを検討されている方向けの項目ですが、PCを購入するときの目安にはなると思います。
自宅には、ドスパラで購入した2台のガレリアがあります。
1台は漆黒のヴィランズに備えて購入したRTX2070を積んだ6年前のPCで、もう1台は数ヶ月前に業務用に購入したRTX4070のPCです。
構成は以下。
RTX2070 | RTX4070 | |
---|---|---|
OS | Windows10 Home | Windows11 Home |
CPU | Intel Core i7-9700K | Intel Core i7-13700F |
メモリ | 16GB | 32GB |
容量 | 500GB/追加2TB | 1TB |
グラボ | NVIDIA GeForce RTX2070 | NVIDIA GeForce RTX4070 |
黄金のレガシーのベンチマークを2070と4070で比較してみました。
モニターはUWQHDとフルHDの2台をそれぞれで回してみたところ、結果は以下のようになりました(すべてDLSS設定)。
モニター | 設定 | RTX2070 | RTX4070 |
---|---|---|---|
UWQHD 3440×1440 | 最高品質 | 7399 やや快適 | 12763 とても快適 |
高品質 | 9803 快適 | 16159 非常に快適 | |
フルHD 1920×1080 | 最高品質 | 12804 とても快適 | 23047 非常に快適 |
高品質 | 13864 とても快適 | ー | |
※WQHD 2560×1440 | マイゲーム | 10046 快適 | ー |
赤い太字で書いた部分が、普段遊んでいる設定に近いものです。
暁月のフィナーレ時点でRTX2070にウルトラワイドモニターだと設定を下げる必要があったので、高品質に近いカスタム設定にしていました。
当時、暁月では「とても快適」だったものが、黄金では「快適」まで落ちてしまいました。
今回、実際に黄金のレガシーのベンチマークを回してみて思ったことを箇条書きにまとめると、以下のようになります。
- 黄金のレガシーの推奨スペックは、高品質+フルHDを想定している
- 推奨スペックでフルHDモニターを使っているならPCの買い替えは不要
- 最高品質やウルトラワイドモニターを使うなら推奨スペック以上ものが必要
- 推奨スペックあたり(もしくはそれより古い)でウルトラワイドモニター使用者や、環境設定を変えたくない場合は買い替え
- 買い替えないで済ませるなら、環境設定をこれまでより1〜2段階下げる必要が出てくる
推奨スペックあたりのグラボ性能なら、フルHD環境であれば最高品質でも問題なくプレイできそうですが、さすがにウルトラワイドモニターは厳しいです。
ウルトラワイドモニターは、こちらの記事を参照してみてください。
FF14プレイ用ウルトラワイドモニターの選び方。Amazonで購入可能なモニターを比較してみた
配信や録画、その他もろもろ動かしながらFF14も動かす場合は、推奨スペック以上のものが必要です。
また、今後もグラフィックアップデートが予定されていることを考慮すると、これからPCを購入する場合は、RTX4000シリーズで、できればメモリが32GBあるものが好ましいと思います。
FF14におすすめのゲーミングPC
大事なことなので先に述べておきますが、PCで特別やりたいことがないのであれば、圧倒的にコスパの良いPS5の購入を検討しても良いと思います。
FF14もPS5のグラフィック性能に最適化されているため、7.0以降も綺麗な画質で遊ぶことができます。
他のPCゲームもやりたい、動画編集やPCでしかできない作業をしたい場合、黄金のレガシーに向けて選ぶなら、いまなら以下のものがおすすめです。
ガレリアシリーズのFF14推奨パソコン
ゲーミングPCでよく聞く名前の「ドスパラ」からは、FF14推奨モデルが複数ラインナップされています。
そのなかで価格が安めなのが、「GALLERIA RM5C-R46」です。
価格 | 162,800円 |
---|---|
OS | Windows 11 Home |
CPU | Core i5-13400F |
メモリ | 16GB |
容量 | 1TB NVMe SSD |
グラボ | GeForce RTX 4060 8GB |
電源 | 650W 電源 (80PLUS BRONZE) |
この構成でも良いですが、以下のものに構成を変更するとさらに良いと思います。
メモリ:32GB (16GBx2) (DDR4-3200)
追加ストレージ:1TB SSD (NVMe Gen4) + ヒートシンク
電源:750W以上
グリス:ナノダイヤモンドグリス (OC7)
上乗せした場合、価格は201,900円ほど。
実際に使っているヒカセンの方がレビューをされていましたが、なかなか快適そう。
個人的にはトラブル時の対応も良かったのでドスパラはおすすめです。
FF14の東京ファンフェスティバルで使用されたPC
こちらはマウスコンピューターから発売されている「G-Tune DG-I7G70」です。
東京ファンフェスティバルのアスラ討滅戦で使用されていたモデル。
価格 | 269,800円 |
---|---|
OS | Windows 11 Home |
CPU | Core i7-13700F |
メモリ | 32GB (16GB×2 / デュアルチャネル) |
ストレージ | 1TB (NVMe Gen4×4) |
グラフィックボード | GeForce RTX™ 4070 |
電源 | 750W/AC 100V(50/60Hz)(80PLUS BRONZE) |
グラフィックボードはRTX4070ですし、メモリもストレージも十分なのでとくに追加することなく使用できます。
マウスコンピューター自体、コスパの良いPCを販売している企業というイメージ。
3年間の保証が最初からついていますし、カスタマイズも不要なことを考慮すると十分すぎるスペックと思います。
ちょっと高くなるんですけど、ゲーミングPCには珍しく白いモデル(290,700円)もあります。
インテリア性を重視したい方は要検討ですね。
ゲーム配信など負荷のかかる作業もしていきたいなら、このくらいのスペックがおすすめです。
ドスパラの上位モデルのRTX4070super
先に紹介したガレリアの上位モデルですが、こちらの商品はわたしも購入したいスペックですね。
ドスパラの「GALLERIA XA7C-R47S」です。
価格 | 284,980円 |
---|---|
OS | Windows 11 Home |
CPU | Core i7-14700F |
メモリ | 32GB |
ストレージ | 1TB SSD (NVMe Gen4) |
グラフィックボード | GeForce RTX 4070 SUPER 12GB |
電源 | 750W 電源 (80PLUS GOLD) |
RTX4070superは、4070よりあとに発売されたもので、性能も少しあがります。
ウルトラワイドかつ画質も最高品質で60fps以上でもスムーズに動きますし、メモリも32GBとすでに積んであるので安心です。
FF14向けゲーミングPC選びは幅が広い
上記3つを紹介した理由は、わたしが実際に使っているブランドであること、そして、ファンフェスで使用された実績のあるPCという、どちらも目に見える実績があったからです。
FF14は「どのようなプレイ環境を望むか」で構成が幅広く変わってくるためとても悩ましいです。
比較した通り、推奨スペックあたりのPCでも、高品質設定でフルHDなら問題なく動きます。
ですが、モニターのサイズや解像度をあげたり、フレームレートを高くしたりなど負荷をかけると、現行のRTX4000シリーズが必要になります。
ちなみに、ゲーミングPCは家電量販店ではなく、専門店に足を運び、店員に直接相談するのをおすすめします。
FF14をプレイしたいことと予算を伝えるだけで、最適なPCを構成してくれますよ!
もし店舗に行けないのであれば、実店舗を構えていたり、顧客対応窓口をしっかり設けている専門店のネット通販を利用すると良いですね。
そのためにも、基本的なことを少しでも知っておくことで、購入するときに店員さんにも相談しやすくなると思い、上記のPCを紹介しました。
黄金のレガシー用に購入するなら、ここで紹介したドスパラのGALLERIA RM5C-R46(約17万円)の構成を基本ラインと考えて、ここからスペックを上げていく形が良いと思いますよ!
価格 | 162,800円 |
---|---|
OS | Windows 11 Home |
CPU | Core i5-13400F |
メモリ | 16GB |
容量 | 1TB NVMe SSD |
グラボ | GeForce RTX 4060 8GB |
電源 | 650W 電源 (80PLUS BRONZE) |
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